ネットで知り合った人に金を貸す?

契約書・内容証明 comments(0) - 行政書士なら板宿の松っちゃん

 「あの〜内容証明郵便を作成してほしいのですが」〜
 これは法律系の事務所によくある相談・依頼の案件です。

 内容証明に関してはご存知の方も多いと思いますが
初体験の依頼が!〜
 「ネットで知り合った人からの貸金返還がない、内容証明をお願い…」とのこと

 出会い系とかいろんなサイトが社会問題化しており、オジサンには「?」と
 信じられないようなことが世の中には氾濫しているようですなぁー

 でも、mixiとかfacebookをはじめ各種のネットツールが用意されているが、
 こんなもんで知り合った人にお金を貸す? 何かオカシイ!・・・

 「相手方の住所地も調べてもらいた」 〜 ??
 いったいどこの誰に大切なお金を貸したんや!!

 それほど高額ではなかったのが幸いであるが、連絡がとれないらしい。

 こうなってくると刑事案件、つまり詐欺ではないかとも思えなくもないが、
 ご本人は内容証明を出せばなんとかなるとの認識をもっているフシが

 
時代が狂っているいるとし思えないことと併せて、
 内容証明郵便について、以下思いつくままに書き綴っていきます。

>>>

 内容証明郵便という言葉はよく耳にするが、果たしてその実態は如何に?

 郵便局が郵便物の内容を証明(ゴム印を押印)したもので、送付郵便物と
 同一のものが送付者に手渡され、かつ郵便局に保管されます。

 文字数や行数に制限がありますが、少し慣れれば誰にでも作成できます
 (行政書士等の専門家に依頼すればより安心できるとは思いますが…)

 行政書士はクーリングオフの専門家として内容証明郵便を出すことも多く、
 売掛金や貸金の回収にもよく利用しています。

 金銭の返還請求等の場合には「○○日までに返還なき場合には訴訟も辞さず」
 のような文言を付すことも多く、相手方によっては心理的な圧迫になるようです

 ただ私たちが依頼人に申し上げているのは「この書面には法的拘束力がない
 つまり送達を受け取った相手方から無視されれば、お手上げということに・・・

 次の段階としては支払督促や訴訟に進みますが、何れも裁判所が関与します。

 内容証明郵便に過大な期待をしてもいけないし、何もしなければ前へ進まない。
 ダメもととは言わないが、こればかりはやってみないと何とも言えない

 今日の相談者も「貸金が戻ってくる確証がなければ損するだけ」と言い残し、
 結局は厄介そうな手続きを一方的に放棄しました(相談料も取れず…)。
 
 
幼稚なネット遊びで自業自得に陥ったバカ者など相手にしなければよかった!
 お陰で血圧が上がり、今夜の晩酌はお預けになりました。 クッソー!!
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